北海道へ出発まで


 「旅行に行かへん?」
 62歳の誕生日を迎えるのを機に会社を辞める事にした。次の仕事を始めるまでの間にと、連れ合いが私にかけた言葉である。
 少し長めの旅行が出来ると、プランの検討を始めた。

 行き先が「北海道」というのはすぐに決まった。私は会社の慰安会で一泊二日で2度、連れ合いは1度、北海道に行っているが、二人で行きたいねと話していた。また、新婚旅行は北九州をドライブしたので、今回の旅行が北海道というのも丁度いいかとなった。

 二人とも58歳で始めたゴルフにはまっている為、ゴルフをプランに入れる事に。連れ合いは旭山動物園に行きたいとの事でプランを考える。

 会社の同僚に、以前、北海道に住んでいたMさんがいるので、お勧めを聞くと、「知床に行ったら良いですよ。」と即答で教えてくれた。知床半島巡りの船の中で森繁久弥の「知床岬」が流れていて、格別だったとの事。

 プランを考える中で迷ったのが、車である。プライベートの移動は殆ど車という私は、ゴルフにも行くのなら絶対、車である。しかし大阪から北海道は遠い・・・飛行機とレンタカーという手もあるが・・・・というか、どちらかというと、そちらが普通で、旅行で大阪から北海道にマイカーを持って行こうと思う方が無茶なのかも・・・・。
 以前、一度、北海道までのドライブを考えた事があるが、1200kmを超える距離になり、2泊は必要、しかもその間、連れ合いは殆ど車の助手席に乗ったままになってしまう。

 新婚旅行も九州までの往復はフェリーだったので、時間はかかるが今回もフェリーを使用する事にした。

 インターネットは便利なもので、関西から北海道までのフェリーを比較したサイトがあり、太平洋フェリーは名古屋から苫小牧まで二泊(約40時間)、早割で取るとかなり安いとの情報があった。また、小樽から舞鶴までは日本海側を回るフェリーが一泊(約20時間)がある事がわかった。

 出来上がったプランは名古屋からフェリーに乗り苫小牧まで。そこから知床に向かい、途中の阿寒川で一泊。知床で二泊、旭川で一泊、札幌で二泊、小樽で二泊、小樽からフェリーで舞鶴へというプランである。
 フェリーは各フェリー会社のサイトより、宿泊は例によって楽天のサイトで、ゴルフは連れ合いがPGMのサイトより手配を済ませる。知床の観光船は悩んだが、知床半島の先まで回るツアーは9月末までで、10月は知床半島の途中までしか無かった。最終的に、岸から遠くてもゆっくり乗船できる大型船を予約した。


 こうしてつつがなく手配が終わったが、出発前の4日間にいろいろと用事を詰め込みすぎ、荷物の準備を始めたのが前日の21時頃からで、すぐに見つからない物もいろいろあり、結局、日が変わる頃に荷造りを終えるとそれから風呂に入り、0時前に仕事から帰ってきた息子に留守中にしておいて欲しい事を説明してようやく就寝。

 目覚ましをかけたりはしなかったが、何故か5時半頃に目が覚める。いよいよ、出発の日を迎えた。

 尚、旅行記中の黒文字は私(男)、青文字は連れ合い(女性)が書いた物である。


10月11日(水) 出発

大阪の自宅を出発をしてから名古屋港よりフェリーで出発するまで。

10月12日(木) フェリーの旅

苫小牧までフェリーで2泊するので船内の様子。途中、寄港した仙台での一時下船の様子など。

10月13日(金) 北海道上陸

苫小牧到着。阿寒川のホテルまでのドライブの様子。

10月14日(土) 知床へ

阿寒川から知床までのドライブと知床の観光船に乗った様子。

10月15日(日) 知床観光

知床五湖のツアーや羅臼へのドライブの様子など。

ヒグマについて

知床で知った、是非、沢山の人に知って欲しいヒグマの話。

10月16日(月) 旭川へ

知床から旭川までのドライブ、途中で寄った博物館網走監獄の様子。

10月17日(火) 旭山動物園

旭山動物園と連れ合いの従姉宅により、札幌までのドライブの様子。

10月18日(水) ゴルフラウンド及び札幌の夜

「サンパーク札幌ゴルフコース」という綺麗なゴルフ場でのラウンドの様子。

10月19日(木) ゴルフラウンドその2と小樽の夜

「チサンカントリークラブ銭函」というコースでのラウンド及び夜の小樽の様子。

10月20日(金) ゴルフラウンドその3と小樽の夜その2

夜にちょっと素敵なレストランに行きました。

10月21日(土)~22日(日)  小樽観光から舞鶴港へ

ワイナリーとニッカ余市蒸留所により帰宅のフェリーへ乗船の様子。

総括

今回の北海道旅行で感じた事。

写真のページ

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