10月11日(水) 出発
当初の予定は9時半頃に家を出て四日市の「松岡」という店でひつまぶし定食を食べ、名古屋を少しぶらぶらしてフェリーへ、という予定だった。
最初の誤算は「松岡」がこの日は休みだった事。仕方が無いので、ひつまぶしは名古屋駅の「まる屋」という店で食べる事にした。
次の誤算は連れ合いの新たな仕事が決まった事。その為、午前中が手続きに取られ、出発が午後になった事である。
連れ合いの食べたミニひつまぶし。ウナギ半匹を使用。
ちなみに最初に計画していた「松岡」では、定食に「う巻き」と「うなきゅう」が付いてきて、それが結構、おいしかったのでそちらに行きたかったのだが。
ひつまぶしは文句なく、美味しかった。
(高かったが・・・ (^^;;; )。
そして、名古屋港へ。ここで時間を甘く見すぎていて、あわてて車を飛ばすことに・・知らない道をナビがあるとはいえ甘く見てはいけませんね。出航40分前にフェリー会社から確認の電話をいただきました。18:30到着。手続きをして入船。私は歩いて、彼は車で・・。19時出航。
名鉄百貨店の地下で惣菜を買うと17時49分、車のエンジンをかけ、一路、名古屋フェリー埠頭へ向かう。ナビの到着予想は18時27分。実際はこれより5分くらい遅くなるだろうと思った。フェリーの出航が19時00分なので、ギリギリの時間だ。
18時19分、登録されていない番号から電話が入る。すぐに太平洋フェリーだと思い、電話に出る。予定に変更は無く、現在向かっている事を告げると現在地を聞かれた。丁度、信号で停まっていたが、大きな交差点で対面にある交差点名が読めなかった。「30分頃に到着予定です。」と告げる。29分にフェリー乗り場乗船窓口の建物正面へ車を着ける。
手続きが終わり、乗船券と部屋のカードキーを受けとる。車で乗るのは運転手だけで、同乗者は2階からタラップを通って徒歩で乗船との事。連れ合いが車から降りるとフェリーへ向かう。
今回、仙台経由で苫小牧まで2泊乗船する太平洋フェリーの「いしかり」。写真の中央右下に開いている乗船口より車を乗り込む。
車を停めると乗船中は車に戻れない為、必要な荷物を持つ。結構重い。階段に向かうとなんとエレベーターがあった。車を停めたのが3デッキで、泊まる部屋は5デッキである。階段の横に「5デッキまで48段」との表示があったが、迷う事無くエレベーターへ。エレベーター入り口横にエレベーター番号とデッキ番号が書かれたカードが置いてあったので、それを持って5デッキへ。降りたところにスタッフがいて、乗船券の確認をする。事前に船内の案内は確認していたので、部屋は反対側の端だとわかっていた。コインランドリー、浴場、売店前を通りエントランスを横切りひたすら前に。やっとたどり着いたのは一等和室の「503号室」であった。すでに連れ合いは部屋に入っており、カードキーで扉を開けるとなかなか快適そうな個室であった。
尚、船内の支払いは現金のみで、クレジットカードもバーコード決済も使用できない。海上に出ると携帯電話の電波が届かなくなるなど、通信状況が著しく悪くなる為である。試しに携帯電話会社のサイトで通話可能範囲を調べてみると、フェリーの航路は入っていない。
部屋は503室。1等和室トイレ・シャワー付き。船内も部屋もとてもきれい。船内見学をして大浴場へ。すごく豪華でお湯もたっぷり出て大満足。
テレビも冷蔵庫も有り、3人部屋の為、布団やタオルなどは3人分、用意されていた。トイレとシャワーがあるが、大浴場がある為、シャワーは使わなかった。
テレビの地上波は陸から離れると切れ切れになるが、見る事は出来た。BS放送は綺麗に受信できていた。
船が出航し、しばらく部屋で休むと船内探索へ。カラオケルームがあるが、予約状況を聞くと今日はもういっぱいとの事で、翌日の20時から2時間を予約する。
大浴場に行くと洗い場は11あり、浴槽はふたつと、結構広い。そこに数人だけだったので、広々と快適にお湯につかる事が出来た。
部屋に帰り、連れ合いとテレビを見ながら連れ合いはビール、私は「こだわりのレモン酒場」を飲む。普段、殆どお酒を飲まない私は、そのまま酔って寝てしまった。
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