10月11日(水) 出発


 当初の予定は9時半頃に家を出て四日市の「松岡」という店でひつまぶし定食を食べ、名古屋を少しぶらぶらしてフェリーへ、という予定だった。
 最初の誤算は「松岡」がこの日は休みだった事。仕方が無いので、ひつまぶしは名古屋駅の「まる屋」という店で食べる事にした。
 次の誤算は連れ合いの新たな仕事が決まった事。その為、午前中が手続きに取られ、出発が午後になった事である。

 午前中の用事が終わり、13時38分、車のエンジンをかけると一路、名古屋駅を目指して出発。途中、鈴鹿PAで休憩を取り、16時25分、名鉄スカイパーキングへ到着し、名鉄百貨店本館9Fの「まる屋」へ向かう。


新名神を名古屋をめざして走ります。途中鈴鹿SAで休憩。新しいSAらしく、広くてきれいです。カメラスポットで一枚目の写真をパチリ。

 そして名古屋へ。当初は四日市でひつまぶしをいただく予定でしたが、連れ合いのおめあてのお店が定休日だったようで、名古屋駅前の名鉄百貨店9階のまるや本店さんに変更しました。彼は上ひつまぶし、私はミニひつまぶしのサラダ付き、もちろん生ビール付き。出張のたびに好物の鰻を楽しんでいたらしいことから、ここのランチ代は彼の奢り・・ごちそうさまでした。17時には夕食食べ終えてしまったので、夜中に小腹が空くだろうと、デパ地下でサラダと串カツ・コロッケを買いました。



 連れ合いの食べたミニひつまぶし。ウナギ半匹を使用。
 ちなみに最初に計画していた「松岡」では、定食に「う巻き」と「うなきゅう」が付いてきて、それが結構、おいしかったのでそちらに行きたかったのだが。
 ひつまぶしは文句なく、美味しかった。
(高かったが・・・ (^^;;;  )。




 そして、名古屋港へ。ここで時間を甘く見すぎていて、あわてて車を飛ばすことに・・知らない道をナビがあるとはいえ甘く見てはいけませんね。出航40分前にフェリー会社から確認の電話をいただきました。18:30到着。手続きをして入船。私は歩いて、彼は車で・・。19時出航。

 名鉄百貨店の地下で惣菜を買うと17時49分、車のエンジンをかけ、一路、名古屋フェリー埠頭へ向かう。ナビの到着予想は18時27分。実際はこれより5分くらい遅くなるだろうと思った。フェリーの出航が19時00分なので、ギリギリの時間だ。
 18時19分、登録されていない番号から電話が入る。すぐに太平洋フェリーだと思い、電話に出る。予定に変更は無く、現在向かっている事を告げると現在地を聞かれた。丁度、信号で停まっていたが、大きな交差点で対面にある交差点名が読めなかった。「30分頃に到着予定です。」と告げる。29分にフェリー乗り場乗船窓口の建物正面へ車を着ける。

 手続きが終わり、乗船券と部屋のカードキーを受けとる。車で乗るのは運転手だけで、同乗者は2階からタラップを通って徒歩で乗船との事。連れ合いが車から降りるとフェリーへ向かう。



 今回、仙台経由で苫小牧まで2泊乗船する太平洋フェリーの「いしかり」。写真の中央右下に開いている乗船口より車を乗り込む。





 車を停めると乗船中は車に戻れない為、必要な荷物を持つ。結構重い。階段に向かうとなんとエレベーターがあった。車を停めたのが3デッキで、泊まる部屋は5デッキである。階段の横に「5デッキまで48段」との表示があったが、迷う事無くエレベーターへ。エレベーター入り口横にエレベーター番号とデッキ番号が書かれたカードが置いてあったので、それを持って5デッキへ。降りたところにスタッフがいて、乗船券の確認をする。事前に船内の案内は確認していたので、部屋は反対側の端だとわかっていた。コインランドリー、浴場、売店前を通りエントランスを横切りひたすら前に。やっとたどり着いたのは一等和室の「503号室」であった。すでに連れ合いは部屋に入っており、カードキーで扉を開けるとなかなか快適そうな個室であった。
 尚、船内の支払いは現金のみで、クレジットカードもバーコード決済も使用できない。海上に出ると携帯電話の電波が届かなくなるなど、通信状況が著しく悪くなる為である。試しに携帯電話会社のサイトで通話可能範囲を調べてみると、フェリーの航路は入っていない。


 部屋は503室。1等和室トイレ・シャワー付き。船内も部屋もとてもきれい。船内見学をして大浴場へ。すごく豪華でお湯もたっぷり出て大満足。


 テレビも冷蔵庫も有り、3人部屋の為、布団やタオルなどは3人分、用意されていた。トイレとシャワーがあるが、大浴場がある為、シャワーは使わなかった。
 テレビの地上波は陸から離れると切れ切れになるが、見る事は出来た。BS放送は綺麗に受信できていた。



 部屋ではLINEで旅に出たことを何人かにお知らせしたりしてたけど、間もなく繋がらなくなり特に写メが送れなくなり尻切れトンボに・・。布団を敷いて、もう寝ようとしたら、船の揺れが気になり始めて時々ドカンと大きな音もして落ち着かない。そのせいか私はほとんど寝られず・・船酔いが始まったみたい。そうか、船旅はこれがあったわ。

 船が出航し、しばらく部屋で休むと船内探索へ。カラオケルームがあるが、予約状況を聞くと今日はもういっぱいとの事で、翌日の20時から2時間を予約する。
 大浴場に行くと洗い場は11あり、浴槽はふたつと、結構広い。そこに数人だけだったので、広々と快適にお湯につかる事が出来た。
 部屋に帰り、連れ合いとテレビを見ながら連れ合いはビール、私は「こだわりのレモン酒場」を飲む。普段、殆どお酒を飲まない私は、そのまま酔って寝てしまった。


北海道へ出発まで

翌日(10月12日)へ

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