チェンマイ観光 − ワット・ウーモンからナイトバザール


 ワット・ウーモンは洞窟のお寺だ。ドン・スティーブに行った時、駐車スペースに困ったが、このお寺に来た時は、よくまあ、運転手さんがいたものだと思った。正直、自分で運転していたら、このお寺にたどり着いていないかも知れなかった。思っていたより細い道を入っていって、「えっ、こんな所、入るの?」という感じでお寺の中に入り、空きスペースに車を停めた。Pooさんに案内され、境内を奥へと入っていく。






 正面に見えるのが洞窟への入り口。洞窟といっても、人工的な物で、そんなに長くない。
 しかし、静かな雰囲気で、訪れる人も少なく、僕はこのお寺が気に入った。
 しかし、観光地としてはたいした所ではなく(だから静かなんですが)、15分くらいで一回りまわると、次のお寺に向かう事にした。







 ワット・チェディルアンはチェンマイの旧市街地のど真ん中にある、チェンマイでは有名なお寺だ。(僕はよく知らないが・・・・)
 今日は日曜日の為、旧市街の真ん中は基本的に歩行者天国になっている・・・はずなのだが、普通に車は走っていたように思う。
 しかし、ワット・チェディルアンの中は非常に混雑していて、車やトゥクトゥクが頭を突き合わせ、対抗にも難儀しているような状況であった。Pooさんは一旦、奥まで入ったが、Uターンして、途中の通路端に車を停めた。








 この風景、写真で見た事がある方は多いと思います。
 境内には僧の学校もありました。










 塔の後ろにあった寝観音。タイでは至る所に寝観音があるようだ。




 途中、僕が建物の中に入ったりしている間に、運転手のPooさんが途中にある仏像に手を合わせている姿を何度か見た。やはり皆さん、結構、信心深いようだ。
 一通り見て回ると、次の観光地、新しく見つかったという遺跡群を見に行くべく、車に戻る。


 チェンマイから少し南に走った所にある、遺跡群は、チェンマイが今の場所に移る前の中心地だったらしい。ガイドのPooさんが英語で所々解説してくれながら見て回った。




 遺跡群の一つ。僕はてっきり、大きな一つの遺跡があるんだと思っていたが、Pooさんはひとつ見てはまた次の遺跡へと、次々案内してくれた。
 この遺跡の周りは、川から引き込まれた水で囲まれていたとの事。









 遺跡に腰掛け、一休みするPooさん。画面中央左で机を前に座っている女の人は、宝くじを売っている。










 このあたりの遺跡は、これから周りが整備され、観光地になっていく事だろう。時計を見ると4時を過ぎたところ。Pooさんが「帰りにどこかによるか?」と聞いたが、僕はそのままホテルへと送ってもらった。チェンマイで宿泊するのは今晩が最後。一休みして、規模がタイで一番大きいと言われるナイトバザールに出かける予定だったからだ。
 この遺跡からホテルまでは割と近く、15分程でホテルに着いた。部屋にもどり、荷物を置くと、シャワーを浴び、一休みする。
 ナイトバザールはどんな所か、実は良く知らない。しかし、人が沢山出ているので、スリに注意が必要とガイドブック等に書かれていた。僕は、買い物に使用している、チェーン付きの財布と別に、トレッキングで訪れたエレファントキャンプで、首からぶら下げる、チャック付きの小さな小物入れを用意した。100バーツ札5枚と硬貨を小物入れに入れ、首から斜めにかけるとズボンのポケットへ。その上からベストを着ると、チェーン付きの財布に2000バーツを入れ、ベストの内側にあるチャック付きのポケットに入れると、チェーンをベルトへ固定した。

 ホテルからナイトバザールまでは北に歩いて15分程。しかし、行ってみると、地図に書いてあるナイトバザールの範囲より南側より始まっており、10分も歩かない間にナイトバザールの屋台が出ていた。

 夕食はナイトバザールの屋台で済まそうと思っていたが、この頃から、少々、お腹がタイ料理に参ってきたようであった。屋台で売っている大きなソーセージや、色とりどりのフルーツ等、まったく食べたいと思わなかったのだ。お腹はハッキリ言って、空いていた。しかし、どうしても食べる気にならなくて、ナイトバザールの屋台を覗きながら一回り、まわった。






 歩道に並べられた屋台。見ての通り、間の通路は狭く、向こう側から人が来れば、お互いによけないと行き違いが出来ない。












 疲れたのか、店番の女の子が居眠りをしていた。何となくほほえましい光景である。










 2時間ほどかけて一回りした僕は、ナイトバザールが行われている地域の中程に見つけたマクドナルドの店へと入っていった。そう、マクドナルドを見たとたん、屋台では買う気がしなかったのに、「ハンバーガーが食べた〜い!」と思ってしまったのだ。
 店に入ってだぶるチーズバーガーのセットをスーパーサイズで頼む。105バーツ。商品を受け取ると、空いている席に座りハンバーガーにかぶりつく。いつも海外に来ると思うが、マクドナルドだけはどこにいっても同じような味で、同じような大きさで、安心して食べる事が出来る。
 店内で少しゆっくりした後、うるさく寄ってくるトゥクトゥクを振り切りながら、ホテルへと歩いて帰った。






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