行天宮

 今日は台湾のお寺を回る事にした。連れ合いが行きたいと言ったのは、近くに占い横町があるという行天宮である。

 例によって市政府の駅まで歩き、MRTに乗る。今回は「忠孝復興」という駅で木柵線に乗り換え、「中山國中」へ行く。





 MRTの車両。見ての通り、一面ハーゲンダッツの広告。実にカラフルである。
 台湾に来て感心するのは、いたる所、広告だらけである。




 忠孝復興で木柵線へと乗り換える。木柵線は全線高架で、運転手が乗っていない、全自動の列車である。大阪で言えばニュートラムのようなものであろうか。しかし、どうせ自動制御にするのなら、もう少しスムーズにならないかと思ってしまった。そう、ブレーキが結構、荒っぽい。台湾の人はあまり気にしないのかも知れないが・・・。





  駅から西へ向いて歩く。途中、道の北側にあった
栄星花園という公園で、社交ダンスをしていた。
中国圏なので、太極拳をしているのを見る事が
出来るかなと思っていたのだが、意外であった。




 行天宮に到着。小さなお寺だが、厳かな雰囲気が漂う。日本のお寺と違い、日常の生活がここにはある。小さな子どもも、大人と一緒に長い線香を上げてお参りをしている。
 面白かったのは、お供え物だ。スナック菓子やジュース等、日本では普通、お供えにしない物もずらっと並ぶ。もちろん、果物等も並んでいる。
 堂々と写真を撮るような雰囲気ではなく、端っこの方でこっそりと撮った。





反対側の出口から外に出る。これが門の外の様子。





 連れ合いがここに来たかった理由のひとつがすぐ横にある地下道である。有名なようなのでご存じの方も多いと思うが、占いのブースがたくさん並んでいる、占いストリートなのだ。連れ合いは普段、占いなどしないのだが、せっかくなので、どっかでやって貰おうと思っていたらしい。大体、一律1000元のようで、日本語で案内が書かれていて、日本語で普通に呼び込んでいる。
 しかし、連れ合いはもうひとつ、ピンと来なかったようで、結局、占いをせずに道路の反対側に上がった。




ランチを取りに近くのSubWayに入る。
このお姉さん、日本語は駄目で、英語
を少しだけしゃべる。メニューの写真を
指さしたり、身振り手振りでサンドイッチ
を注文する。でも、わからないと、ニコッ
と笑顔でごまかす。(^^; でも、なかなか
笑顔の素敵なお姉さんでした。




 一休みした後、蒋介石のメモリアル、「中正記念堂」へ行く事にした。




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