シドニーに入る


 いよいよオーストラリア一番の都市、シドニーに入る。シティーに近づくにつれ、車が増える。まだ町が遠いうちは案内標識にシドニーと出ているが、近づくと単にシティーだけになる。これはここまでドライブしてきたどの町でもそうだった。混雑する一般道から有料道路に入り、シドニーの高層ビルが見えてくる。そして大きなブリッジ。圧巻ものの景観である。車を停めて写真を撮るわけにはいかなかったので、お見せは出来ないが・・・。
 2A$を支払い、いよいよシドニーの街中に入る。びっくりしたのは、車の多さと道の煩雑さ、車線の狭さである。日本より車線が狭いようで、両側の車がすぐ近くに感じる。今まで走ってきたカントリーサイドとのあまりの違いに戸惑わされる。通りの名前を頼りに宿を目指すが、左折したいところは反対向きの一方通行になっていたり、なかなか思ったところに行けない。また、ドライバーの習慣が飲み込めていない為、動きづらい。例えば、オーストラリアでは全体的に非常に車間が狭い。車線変更しようとして指示器を出しても車間を空ける様子は無い。しかし、車を寄せ始めると、すっと後ろに下がるのだ。大阪で走っていれば、指示器を出すと、隣の車の反応を見れば入れるかどうかが判断できる。しかし、ここでは全く判らない。道を探しながらゆっくり走っていると、後ろのトラックにパッシングをされてしまった。早く行けという合図は万国共通かも知れない。(^^)


 ようやく着いた今日の宿。宿泊が100A$と車の駐車代が8A$。サトミさんという、結構美人の(お世辞抜きです)お姉さんが日本語で対応してくれる。そのお姉さんがいないときは英語で手続きが必要。昨日泊まったモーテルに比べると部屋は狭いが、日本の平均的な(といってもよく知らないが)ホテルのツインくらいだろうか。シドニーの中心まで歩いて15分くらいの好立地である。




 街の中心のちょっと北側にそびえるシドニータワー。来年、オリンピックがあるため、タワーの上にはスポーツ選手のレリーフが飾られている。



 暗くなってからシドニータワーに昇った。シドニータワーからの夜景はなかなかのもの。



 食事をして宿に帰る。この宿はあと2泊、帰国直前の宿泊も頼んである。明日はブルーマウンテンに行って、そこで一泊する予定だ。天気がいいといいのだが・・・。


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